JTから新しい加熱型タバコが登場しました。
「Ploom S(プルームエス)」です。
これまでJTが販売してきた「Ploom TECH(プルームテック)」とは異なる、たばこの葉を巻いたスティックを加熱する標準的な加熱式タバコです。

ようやくコンビニでも購入できるようになりました。
試さない訳がない、という訳で今回は「Ploom S(プルームエス)」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
プルームエスとは何なのか?
JTとして初めての高温加熱型たばこ、なのです。
あ、何だって?
となってしまいそうですが、簡単に言うとアイコスやグローと同じジャンルの加熱式タバコです。プルームテックやプルームテックプラスは低音加熱型になります。
JTの加熱式タバコは細かく守備範囲が違うので、好みに合わせて商品を選ぶ必要が出て来ると思いますが、分かりやすくまとめてみると
Ploom TECH プルームテック | Ploom TECH+ プルームテックプラス | Ploom S プルームエス | |
特徴 | 低音加熱型 | 低音加熱型 | 高音加熱型 |
温度 | 約30度 | 約40度 | 約200度 |
こうでしょうか。
温度が高くなるほど、吸いごたえが増していきます。また匂いも温度が高い程、増えていくと思ってもらっていいです。
紙巻タバコよりも遥かに臭いは少ないですが、タバコ臭いのを気にするなら低温度のプルームテック、加熱式タバコでも味にこだわるのなら高温度のプルームエスを、というように使う人に合わせて多種多様なラインアップになりました。
プルーム・エスの使い方
- 本体にたばこスティックを差し込む
- ボタン長押しして加熱が完了するのを待つ
- 本体がブルッと来たら加熱完了
これだけです。
迷わず行けよ、行けば何とか状態です。
吸いごたえはどうなのか?
とりあえず基準となる「メビウス・レギュラーテイスト・フォー・プルーム・エス」で確認です。これからはレギュラーと省略する事を伝えてもおきます。
最初吸った時は全然スカスカなんです。
あれ?これJT全然ダメなんじゃね?超期待外れだわ、と思いました。煙も全然出ないし、全く吸った気にもならない。
2口目、3口目とこれはない感じかなーと吸いながら思っていたのですが、4口目ぐらいからあれ?何か煙が濃くなってきたような、それにともなって味も濃くなってきたような。
例えば競業他社製品の「glo」の場合、最初は濃くて吸い終わりは薄くなっていくのですが、プルームエスはその逆でした。最初が薄く、吸えば吸う程に濃くなっていく、最後とかやたらと吸いごたえがありました。
この感覚は新しい、そう思わざるを得ないです。プルームエスはロースターター、というのを知っておくべきです。
加熱式タバコは大体3分ぐらい吸えるのですが、最後の方は物足りないという事が多い中、その逆を行く。吸い方もプルームエスに合わせた方がより楽しめるなと思いました。
最初はゆっくり感覚を開けて吸うなど、個人によって違うとは思いますが、その人なりの吸い方というのを試してみる価値があると思います。
最初の1本目は戸惑いがあって味が良く分からなかったのですが、後の方が本来の実力というのを踏まえて2本目を冷静に吸ってみると、随分とたばこ感、吸いごたえ感があります。
これはまた、タバコを吸う時間を3分という短い中で吸った気になる、満足感を得られる手法だな、と個人的には感じました。吸い終わりのインパクトが強いともう1本吸おうかなという考えにならず、吸ったという満足感を得られる、という事でしょうか。
レギュラーでこれだけ吸った感があれば、他のも期待は大きくなります。
他のたばこスティックについてはこちらをどうぞ

まとめ
加熱式タバコに新しい製品を出した、というだけではなく吸いごたえの強弱も表現して来た、という風に個人的には感じました。
製品としてのデザインやその他も非常に高いクオリティを有しながら、タバコとしての吸いごたえも良く出来ていると思います。
アレコレ手を出して、それでいて全部成功を収めているように感じるところが、さすがJT。後出しなので下手なの出せないと思ってたら凄いの出してきた、という印象です。
近年のタバコを取り巻く環境は、吸う人にとっては厳しい物になってきていますが、時代に合わせて最適な製品を選んでいく必要があります。

そんな中で加熱式タバコはこれから選択肢の中に必ず入ってくると思いますので、まだ試したことのない人は一度体験してみるのをオススメしたいと思います。

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