完全ワイヤレスイヤホンの入門に「SoundPEATS TrueFree」レビュー

そろそろ完全ワイヤレスイヤホンも手を出そうかなと思い、「SoundPEATS」から新たに発表された

「SoundPEATS TrueFree」を購入しました。

「SoundPEATS」は数多くのお手頃で優秀なBluetoothイヤホンを数多く販売しており、入門用に相応しいと思います。

まだ「SoundPEATS」社製の完全ワイヤレスイヤホンには手を出していない事もあり、新製品も出た事なので試してみる事にしました。

と言う訳で今回は「SoundPEATS TrueFree」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。

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対応している音声コーデック

「SBC」と「AAC」に対応しています。

iPhoneやiPadなどに対応した高音質コーデック「AAC」が使えるので、その辺りを気にする人も安心です。

SoundPEATS TrueFree

イヤホン本体で最大4時間、ケースも含めると合計20時間という再生時間です。

完全ワイヤレスイヤホンの弱点であるバッテリーも、これだけあれば普通に使う分には問題ないんじゃないでしょうか。

ケースにフタは存在しない

「SoundPEATS TrueFree」のケースにフタ・カバー的な物はありません。

じゃあ、カバンの中とかで外れるんじゃないか?と思われるかもしれませんが、そこは安心してください。強力なマグネットでイヤホンをケースに固定します。強すぎてイヤホンが外れない、と思う事があるかもしれません。

イヤホンは外れませんが、フタがないので埃や汚れなどは防げません。そこには注意した方がいいでしょう。

両耳モード・片耳モード

いるんですかね、この機能。

ペアリングする時に接続する機器には「SOUNDPEATS TRUEFREE R」と表示されます。というか適当に説明書読まずにペアリングしたら失敗したので、しっかりと説明書を読むのをおすすめします。

機器との接続をする手順

説明書の日本語がところどころ不思議なのはお約束ですが、最初にペアリングする時の方法を書きたいと思います。

  • 充電ケースから右耳イヤホンを取り出す
  • 接続したい機器のBluetoothをオンにする
  • 「SOUNDPEATS TRUEFREE R」と表示されているのをペアリングする
  • 充電ケースから左耳イヤホンを取り出すと自動的に右耳イヤホンと接続される

分かりやすく書くとこうなります。

で、自分は失敗したのですが、初めて接続する時に右耳イヤホンを取り出すんです。

どっちが右だ?分かる訳がないです。

ちなみにこの状態で左側・右側で並んでいます。

説明書を読まず、全力で左耳から取り出して接続したためにペアリングをやり直しました。必ず説明書をよく読んでからペアリングしましょう。

ペアリングを失敗した場合

ここからは自分がやり直した方法を書きます。

  • 機器に登録した「SOUNDPEATS TRUEFREE R」とか「SOUNDPEATS TRUEFREE L」を削除する
  • 左右のイヤホン、両方ともリセットする
  • リセットしたイヤホンをケースに戻し、最初から接続の手順を守る

リセットは左右両方ともやりましょう。

Bluetoothイヤホンとか全部やり方同じだわ、とか思ってたせいで色々手こずってしまいました。

操作方法

基本的な操作方法をまとめます。

イヤホン右イヤホン左
1回押す再生/停止再生/停止
2回押す早送り巻戻し
1秒間押し続けるボイスアシスタントを起動するボイスアシスタントを起動する

音量の調節はありません。手元の接続したスマートフォンなどで調整する形になります。

音質

第一印象は中音域、ボーカルなどが前にぐいぐい出て来ます。

だからと言って高音域・低音域が聞きにくいという事もなく、ロックなどの曲調のシンバルなどもしっかり聞こえます。ベースなどの太い音も聞こえますが、ずっと鳴り続けるタイプの低音は少し曖昧に感じる人がいるかもしれません。

全体的にそこまで低音は強くないので、物足りないと聞こえるかも。重低音愛好会向けではないです。

同価格帯の左右一体型のBluetoothイヤホンと比べたら、「SoundPEATS TrueFree」の方が音の解像度・鮮やかさは劣っていると思います。

ただ、完全ワイヤレスイヤホンとしての価格を考えると凄い進化したんだなと思います。2017年の低価格帯のBluetoothイヤホンと比べたら、「SoundPEATS TrueFree」の方が優れている物が多い気がします。

イヤーピースを交換

自分の耳に合うイヤーピースを選ぶ事は重要です。しっかりフィットする物を選ぶと音質が改善される場合があります。

各イヤーピースについてはこちらをご覧ください。

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JVC Spiral Dotより高音域がスッキリして、音がシャキッとしたように聞こえます
final EタイプComplyとSpiral Dotを足して2で割ったような感じ
Spinfit CP100全体的に音質が向上したように聞こえます
SOLID BASS スペア低音が物足りないと感じるなら、これかもしれません。少しだけ厚くなったように聞こえます
SONY ハイブリッドイヤーピース全体的に音質が向上したように聞こえます
SONY トリプルコンフォートSONYハイブリッドイヤーピースとあまり変わらないかも。装着性の問題か?
AZLA SednaEarfit低音が大幅にプラス。でもイヤホンが不安定に

どのイヤーピースが一番いいのか?

完全ワイヤレスイヤホンはとにかく装着した時の安定感、音質よりも優先する必要があると思います。付属のイヤーピースで安定するのなら、変える必要もないかもしれません。

また、人それぞれ耳の形が違うため絶対にこれがおすすめだ、というのも言い切れないのですが、それでもあえておすすめするなら

  • 密閉度を増す「Spinfit」
  • 同じく密閉度を増す「SONY ハイブリッドイヤーピース」
  • 低音が足りない、増えたような気になりたいなら「SOLID BASS スペア」

うーん、難しい。

自分の耳に合うイヤーピースでも、イヤホン本体を安定させて装着するとなるとそれは別問題、みたいになる物が多かったです。

まとめ

完全ワイヤレスイヤホンを試してみたい、というのなら「SoundPEATS TrueFree」が適していると思います。

音良くないんじゃないのとか、バッテリー持たないんじゃないのとか、そういった疑問に良い回答を返してくれる低価格ながら完全ワイヤレスイヤホン入門用として、個人的にはおすすめしたいと思います。

まずはここから始めてみよう、そう思えるイヤホンです。

接続安定感3.0
装着感3.0
高音域3.5
中音域3.0
低音域3.5

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