JBLより新しい完全ワイヤレスイヤホン
「JBL LIVE300TWS」が発売されました。
という訳で、今回は「JBL LIVE300TWS」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
「JBL LIVE300TWS」の仕様
Bluetoothバージョン | v5.0 |
重量(g) | 67.3 |
ドライバ(mm) | 5.6 |
感度(db) | 95 |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20kHz |
防水防塵 | IPX5 |
音楽再生時間 | 本体約6時間、ケース約14時間 |
対応コーデック | SBC,AAC |
2020年の完全ワイヤレスイヤホンとして、標準的なスペックだと思います。
対応しているコーデックは「SBC」と「AAC」になります。
専用アプリ「MY JBL Headphones」
専用アプリでタッチ操作やEQ機能、ファームウェアのアップデートなどを設定する事が出来ます。
EQ機能
最初から複数のプリセットがあるので選択する事も出来ますし、自分で調整した設定にする事も出来ます。
オフ状態とプリセットが3種類あります。
自分でEQを調整して好きな音を作る事も出来るので、非常に設定しがいのある、使いやすいEQだと思います。
トークスルー、アンビエントウェア機能
この「トークスルー」「アンビエントウェア」は非常に優れている点と残念な点があります。
トークスルー
音楽再生時に「トークスルー」をオンにすると、再生音量が10分の1ぐらいになり外部の音を取り込みます。
アンビエントウェア
音楽再生時に「アンビエントウェア」をオンにすると、再生音量はそのままで外部の音を取り込みます。
通常の再生から各機能をオンにするのは前にスワイプ、オフにするのも前にスワイプです。
外部の音を取り込む機能が非常に優れていると個人的には思います。物凄く使いやすい、無しでは生きられないぐらいには便利です。
残念な点は「トークスルー」か「アンビエントウェア」のどちらかしかスワイプ操作に設定する事が出来ない事。
「トークスルー」をスワイプ操作に設定して、「アンビエントウェア」はアプリから起動するのは出来ます。
前後にスワイプして各機能を割り振る事が出来れば満点だと思うのですが、本当にそこだけが残念で仕方がありません。
音質
最初に聞いた印象はJBLらしい、元気のいいドンシャリ系といった音、という感じです。
スネアがパァァンと跳ねる、非常に気持ちがいい音質だと思います。
高音域はあまりにハイハットなどの手数が多いとちょっとグダる印象ですが、切れが良くスッキリと鳴ります。切れを良くしようとしすぎて人によっては刺さるように感じるかも。
中音域はボーカルなどが奥に引き込んでいる訳でもなく、前に出過ぎる訳でもない、丁度いいバランスです。
低音域は広がり過ぎない、硬めの音がまぁまぁ強めに主張してきます。
EQでかなり好きなように調整出来るので、素の音はこれがJBLの音なんだという印象です。正直EQを調整する必要もないと感じる人が多いかもしれません。
解像度も他の1万円台の完全ワイヤレスイヤホンと比べても同等以上だと思います。
個人的には想像していたよりも音質が良かったので、ちょっと驚いたぐらいです。
イヤーピースを交換する
イヤーピースを他の物に交換する事により、音質を変える事が出来る場合があります。
各イヤーピースについてはこちらをご覧ください。
「JBL LIVE300TWS」のケースはイヤーピースを自由に交換しても、普通なら収納出来ると思います。
個人的に合うと思ったイヤーピースは「AZLA SednaEarfit Light Short」です。
「JBL LIVE300TWS」の持ち味の低音域のパワーをさらに増す、そのように感じました。
まとめ
「JBL LIVE300TWS」は非常に元気の良いドンシャリ系で、低音が好きな人なら一度は試す必要があると思います。
音質に加えて、「トークスルー」「アンビエントウェア」の機能が非常に便利で、個人的にはちょっと手放せないと感じるレベルです。
イヤホンとしてあったらいいなという機能は揃っていますが、操作設定の自由度はちょっと低い、完璧ではないけれど高い次元でまとまっていると思います。
試聴する機会があるなら、一度はしてみるのをオススメします。
接続安定感 | |
装着感 | |
高音域 | |
中音域 | |
低音域 |
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