AZLAより新しいイヤーピースが登場しました。
「AZLA SednaEarfit XELASTEC」です。
という訳で今回は、「AZLA SednaEarfit XELASTEC」について、個人的なアレコレ語ってみたいと思います。
究極のフィット感を目指したイヤーピース
究極のフィット感を目指す為、素材に世界的なメーカーである独KRAIBURG TPE社の高品質な熱可塑性エラストマー(TPE:サーマルプラスティックエラストマー)を採用しました。熱により軟化し変形しやすくなるという素材の特性を最大限に活かし、イヤホンを耳に装着した際に体温により傘部分の形状が徐々に軟化、変形していき吸いつくような極上のフィット感が得られます。形状が変化して耳にフィットする為、耳道の特定部分に負担が掛かることが少なくなり、長時間快適に使用できます。同じく形状を変化させて耳道にフィットさせるウレタン系のフォーム素材とは異なり、素材の耐久性が高いのも特徴です。
メーカー曰く「究極のフィット感」ですが、間違いなく実現していると思います。
「AZLA SednaEarfit XELASTEC」が目指したフィット感はすごいとしか言いようがない。
まさに吸い付くように耳にハマります。これまでのイヤーピースは自分の耳の形に合った物を探していましたが、「AZLA SednaEarfit XELASTEC」は自分の耳の形に合わせてくれる、そう言ってもいい着け心地です。
自分の耳の形に合わせて作ったのかなと思うぐらい、しっかりと装着されます。
完全ワイヤレスイヤホンならより装着感が強固になり、もう外れないんじゃないかってぐらい安定すると思います。
究極のフィット感が故の問題点
「AZLA SednaEarfit XELASTEC」の質感は、モチモチとかベタベタ、もしくはネトネトなどのような擬音系が似合うような触り心地です。
その代償?として、イヤホンに装着して耳から外した後ですが、結構汚れてます。
耳垢などの掃除をしっかりしている人ばかりだとは思いますが、想像を絶するぐらいの地獄絵図が展開された人もいるんじゃないでしょうか。
初めてのブラジリアンワックスぐらいの衝撃を受ける準備はしておいた方がいいでしょう。
冗談はさておき、メーカー公式ホームページにお手入れの方法も乗っていますので参考にしていただきたいと思います。
まずはメーカーの言う通りの方法でお手入れをした方がいいと思います。
サイズ展開、選び方
「AZLA SednaEarfit XELASTEC」は複数のサイズがあります。
個人的に使ってみて思うのは、普段使っているサイズの一つ下のサイズを選んだ方が失敗しないんじゃないか、という事です。
自分は普段「MS」サイズぐらいなのですが「AZLA SednaEarfit XELASTEC」の適正なサイズは「SS」でした。
初めてそんなに小さいサイズを使いましたが、丁度良かったです。
失敗しない選び方はやっぱり、3サイズ入りのを試す事だと思います。
音質
実際に装着しての音に対する印象ですが、しっかり密着した事により低音の漏れがなくなり、低音域は分厚くなりました。
さらに音量全体が一回りは大きく感じるようになりました。
普段しっかりイヤーピースを合わせて使っていたつもりでも、実際には隙間があったという事だと思うのですが、その隙間が限りなくなるとこうなるのかと。
今までのイヤーピースを交換してきた中で一番音質の変化が大きいと思います。ちょっと引くぐらい音質が良くなりました。
『SednaEarfit™ XELASTEC』は、他のSednaEarfitシリーズがホーン形状を採用しているのに対し、独特のストレート形状を採用しています。他のSednaEarfitシリーズ同様に音の直進性を確保しつつ、イヤホンが持つポテンシャルをより引き出します。ダイナミックレンジの広い低域表現と自然でクリアなサウンド傾向になるのが特徴です。
こんな事ってあるんだなっていうぐらい、今年一番の衝撃を受けました、本当に。
まとめ
イヤーピースを交換する事によって音質の向上を図りたい?
なら「AZLA SednaEarfit XELASTEC」を試すんだ。完全ワイヤレスイヤホンなら最初に試すんだ、絶対に。
というぐらいには鉄板のイヤーピースだと思います。
質感、装着感などが無理、という事がないのなら必ず試すべし。個人的に強くオススメしたいと思います。
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