2017年に発売されたサウンドトラック「NieR:Automata Original Soundtrack」についてレビューしてみたいと思います。
発売日を忘れていて2・3日後に買いに行ったのですが、どこも売り切れ。次は4月上旬ですと言われ素直に出直したら、また売り切れでしたので諦めてダウンロード版にしました。最初から予約しておけと言われそうですが、まさか店頭で売り切れ続出になるとは思っていませんでした。
そして前作のレビューをしたつもりがなかったようなので、そちらも取り急ぎ作成。
では「NieR:Automata Original Soundtrack」についてアレコレ語ってみたいと思います。
サウンドトラックとして
前作「NieR Gestalt & NieR RepliCant Original Soundtrack」で高評価を得て、発売前から非常に期待されていたと思います。だからこそ店頭で買う事が出来なかったのですが、今回はゲームの方はプレイしておりません。
ですが、俺みたいに前作の評判を聞いて今作「NieR:Automata Original Soundtrack」を買ってみた人が多いんじゃないかとか、前作のサウンドトラックの評価を見てからゲームに入った人とか、新しい入口が広がっていたんじゃないかと思います。
NieR:Automata Original Soundtrack
前作は結構同じ曲のバージョン違いが多かったのですが、今作はCDにして3枚組、バージョン違いもあまりなく色んなバリエーションのトラックが収録されています。
で、今作はゲームの方は未プレイなのですが、ざっと聞いてみての感想は前作と比べて楽曲の種類が増えたせいか軽めに聞こえます。ゲームの方も決して軽いテーマではないと思うのですが、未プレイで聞いた感じではシーンに合わせて色んなトラックを用意したという風に感じます。
曲調は前作同様重い楽曲も多いのですが、民族っぽい?楽曲が増えたなと。ボーカル入りの曲も前作同様多数あり勿論造語なのですが、ついに日本語曲もあるのかと感心してしまいました。その辺りも含めてか、より一般の人も聞きやすくなっているのかな、とは思います。
また前作からの楽曲もいくつかあり、聞いた事のある人にとってはたまらない仕上がりになっています。そんなに攻撃的な曲だったか?と思ってしまうぐらいの変わりような曲もあり、今作全体としても前作よりは攻撃的というかアップテンポというか、力強い、そんな曲が多く感じましたが、おそらくゲーム本編にそんなシーンが多かったのだろうと思います。
まとめ
今作「NieR:Automata Original Soundtrack」もゲームを未プレイであっても音楽作品として十分に聞きごたえのある作品になっていると思います。まだまだ店頭には並ぶことがなさそうなので、予約とか面倒くさいという人はダウンロード版をオススメします。
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コメント
今回のゲーム中でのBGMの使われ方ですが、
同じ曲でもゲーム進捗や演出によって、いろいろと変化します。
例えば、曲調であったり、ボーカルやコーラスの有無であったり。
それらをゲーム内のジュークボックスにて、
アレンジ毎に全て(?)聞けます。
ジュークボックを見ていると、
こんなにもパターンがあるのか、と驚きました。
今回のサントラは、ゲーム中のそれぞれのアレンジ曲を、
バージョン毎に別トラックにはせず、
一曲の中に含めているようです。
なので、聞きたかった曲(のアレンジ)が案外短く、少し残念でした。
→ 『終ワリノ音』の後半の静かなバージョン…。
また、全てのアレンジも容量的に含められなかったと聞いています。
→ 「コノママジャダメ」、「ミンナシンデ カミニナル」の見送りは残念…。
半分ネタ的になるかも知れませんが、
完全版のサントラなんて出れば、面白いな、なんて思います。
あと、初回特典だったハッキングトラック(8ビットアレンジ曲集)も、
なかなか味わい深く、良かったです。