本当に今更これをレビューするのを忘れていたので、しようと思います。
「NieR Gestalt & NieR RepliCant Original Soundtrack」、2010年の作品になります。
家庭用ゲーム機向けに発売されたニーアゲシュタルト・レプリカントのゲーム音楽のサウンドトラックになります。
当時ゲームをプレイした人は恐らく全員絶望の底に叩き込まれるような、救いのない物語だったような記憶があります。そんなゲームの音楽ですが、そのクオリティがあまりに高すぎて発売されたら速攻で買おうと、心に誓うぐらいの出来でした。
未だにこれについてアレコレ語っていない事に気付く失態、「NieR:Automata Original Soundtrack」のサウンドトラックも発売されたし、ちょうどいい機会なのでレビューしてみたいと思います。
サウンドトラックの扱い
映画やドラマのサウンドトラックというのは、たまにテレビなどで作品の宣伝に合わせて見たりする事があるのですが、ゲームのサウンドトラックはそういうのをほぼ見た事がありません。
「NieR Gestalt & NieR RepliCant Original Soundtrack」も同じくテレビ等では見た事はないですが、当時のネットでは相当に高評価を受けていた記憶があります。
本作品の特徴
普通のサウンドトラックと違い、ボーカル入りの曲が多めになっています。なので、特にゲームをしたことがないという人にもオススメできるかと思います。
思いますが、本作品のボーカルで使われる言語は造語であり、意味というところは分からないです。一部の曲でのみ存在する言語ですが、大部分が造語なのですんなりと耳に入ってくるというか、自然に聞く事が出来る不思議な感じがします。
作品の方向性もゲームの音楽という事もあるのですが、それでもクラシックやオペラ成分が多めで壮大ながらも悲哀感溢れる曲が多いかと思います。
ゲームの作風と音楽の重さ、二つ重なって物凄く重い印象のゲームでした。
サウンドトラックが高評価で後に色んなアルバムも出たようですが、個人的に購入したのは、「NieR Gestalt & Replicant 15 Nightmares & Arrange Tracks」だけです。
こちらは結構電子音多めな感じで、好きじゃない人は全くダメだと思いますが個人的には全然ありでした。「カイネ / Ver. 重奏」がどうしても聞きたかった、という記憶があります。
まとめ
サウンドトラックという物は、その音楽を使って映像作品を盛り上げるという風に思っていたのですが、「NieR Gestalt & NieR RepliCant Original Soundtrack」のように映像・音楽が共に前に出るというのは中々ないんじゃないかと思います。
どうしてこんなに高評価なのか、というのは聞けば分かると思いますので、まだの人は一度聞いてみては。
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