JBLより新しい完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。
「JBL CLUB PRO+ TWS」です。
JBLからは多数の完全ワイヤレスイヤホンが発売されており、個人的にはJBLの音が好きなので、いくつか購入してきました。
そんな中、JBLは最上位として「CLUB」シリーズをスタートしました。
最上位?と聞いて、試さずにはいれませんでした。
という訳で今回は、「JBL CLUB PRO+ TWS」について個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
「JBL CLUB PRO+ TWS」の主な仕様
簡易的なスペックを記載します。
Bluetoothバージョン | v5.1 |
重量(g) | 約69.4 |
ドライバ(mm) | 6.8 |
感度(db) | 102 |
再生周波数帯域 | 10Hz – 20kHz |
防水防塵 | IP4X |
音楽再生時間 | 本体約6時間、ケース約18時間 |
対応コーデック | SBC,AAC |
ノイズキャンセリング | あり |
ワイヤレス充電 | Qi規格対応 |
今必要とされている機能は大体あります。
ワイヤレス充電にノイズキャンセリング機能も搭載、専用アプリもありとなっています。
専用アプリについては「JBL LIVE300TWS」のレビューに書いてますので、そちらをご覧ください。
ノイズキャンセリングとトークスルー機能
「JBL CLUB PRO+ TWS」のノイズキャンセリングは、個人的にはよく効いていると思います。
不快に感じる騒音の低音域を大きく軽減し、音量を必要以上に上げる必要がなくなるので、非常に耳に優しいです。さりげなくノイズキャンセリングを搭載してきましたが、完成度はかなり高いと個人的には思います。
トークスルー機能とは、外音取込機能の事ですが、「JBL CLUB PRO+ TWS」には2種類あります。
アンビエント
再生している音楽の音量はそのままに外音を取り込む
トークスルー
再生している音楽の音量を下げ、外音を取り込む
音質
個人的にJBLに対して思っている音のイメージは、元気の良い音です。
ベースがグイグイ来て、スネアがパァァァンと弾ける、ロックなどを聞くのなら最適な選択と思っています。
そんなイメージを持ちつつ、早速聞いてみた感想は「何もかもがハイクオリティ」でした。
高音域
一つ一つの音が明確に鳴ります。今までの個人的なJBLのイメージは完全に間違っていたというぐらい、高音域が得意なメーカーですと言わんばかりの質感です。
中音域
パワフルながらも音の広がり、響き、余韻が素晴らしいと思います。あれ、JBLはこんな音ではなかったようなという、これまでの個人的なイメージとは全く違い、戸惑いを感じるぐらいには中音域の響きは良いと感じました。
低音域
期待していた通りのJBLらしさ全開のブリっとしたベースを響かせてくれます。グイグイと低音の量が多くても、高音域、中音域の邪魔にならず、しっかりJBL的な音の土台を固めてくれるのは相変わらずです。
全体として
失礼ながらドンシャリ系スネア弾けるサウンドがJBL、というイメージでした。
しかし、「JBL CLUB PRO+ TWS」では基本は抑えながら、煌びやかな高音、余韻の素晴らしい中音が加わり、全ての音の解像度、細かさがこれまでのJBLの完全ワイヤレスイヤホンと比べ物にならないぐらい高音質になっています。
それでいてJBLサウンドである事には違いがなく、最初に聞いた時は笑ってしまうぐらいの完成度でした。
このクオリティはちょっとヤバいですね、ドンシャリ系が好きという人にとって最適解の一つなんじゃないかと思います。さすがは最上位、正直ここまで期待はしていなかったのですが、音質に関しては文句のつけようがないんじゃないでしょうか。
イヤーピースを交換する
イヤーピースを交換すれば音質を変える事が出来る事もあります。より自分の耳の形にあった物を選択する事が重要だと思っています。
各イヤーピースについてはこちらをご覧ください。
「JBL CLUB PRO+ TWS」のケースが小さいため、通常のサイズのイヤーピースの多くは装着したままだと収納出来ないと思います。
完全ワイヤレスイヤホン向けのイヤーピースは大丈夫だと思いますが、現在の手持ちでこれだ!という物はありませんでした。
収納出来ないのであれば、「JVC spiral dot++」で全体の音の鮮明さにプラスかな、と思うのですが、しばらくは自分にとって合うイヤーピースを探したいと思います。
(追記)
ケース内に収納出来るイヤーピースで「JBL CLUB PRO+ TWS」に合うと個人的に思う物は、「完全ワイヤレスイヤホン仕様 FINAL TYPE E」か「spin fit CP360」がいいかなと思います。
まとめ
「JBL CLUB PRO+ TWS」はこれまでのJBLの完全ワイヤレスイヤホンとはランクが違います。
最上位というに相応しい高音質かつ高機能でありながら、JBLの音でもあります。
もうずっとこれでいい、これが最後の完全ワイヤレスイヤホンだ、となるぐらいには満足度は高いです。とはいえ、JBLサウンドなのでドンシャリ系は好きじゃないという人もいるとは思います。
そこは一度聞いてから判断して欲しい、というぐらいには高音質だと思いますので、一度試してみてはいかがでしょうか?
接続安定感 | |
装着感 | |
高音域 | |
中音域 | |
低音域 |
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