実際に使ってみて、その実力・評判に疑いはないと実感した「SoundPEATS」のBluetoothイヤホンに新型が登場しました。
「SoundPEATS Q35 Pro」です。
ついに個人的な要望だった「AAC」にも対応したとの事。これは試さなければいけないでしょう。という訳で今回は「SoundPEATS Q35 Pro」について個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
他のSoundPEATSのBluetoothイヤホンとの比較はこちらからどうぞ。
対応している音声コーデック
個人的には非常に大きなポイントですが、「AAC」にも対応しました。iPhoneユーザーの方もこれで精神衛生上、何の心配もなく使う事が出来ます。
iPhoneは「AAC」、Androidは「apt-x」と対応している音声コーデックが別れていたのですが、「SoundPEATS Q35 Pro」はその両方に対応しました。
【AAC & APT-Xコーデック対応、印象的な高音質・低遅延】
ワイヤレスでより高音質に音楽が聴けるaptX、AACに対応しており、データ転送時の音源圧縮による音質劣化や高音域の減衰が少なく、iPhoneでもアンドロイドでも、高品質でナチュラルなサウンドを楽しむことができます。また、音声の伝送遅延が少ない為、動画観賞とゲームでストレスなくお楽しみいただけます。
とにかくBluetoothイヤホンを探している人にとって、悩む必要なく選択する事が出来る事になったというだけで、特にiPhoneユーザーが多いと言われている日本においては大きなアドバンテージになると思います。
SoundPEATS Q35 PRO
これでもか!!と言わんばかりの最近の低価格のBluetoothイヤホンの機能がてんこ盛り状態です。
文字の説明では防塵防水の等級は「IPX6」となっているのですが、画像によっては違ったりするのがアレです。こういう時は下のラインが正しいと見るべきでしょう。なので「IPX6」だと思います。
バッテリーも約8時間と十分な時間だと思います。
またイヤホン本体部分にマグネットを搭載、使用していない時に邪魔にならないようにする事が出来ます。
個人的に気になるのは
【10mmドライバー搭載、魅力的な低音・力強いサウンド】
専用に設計された小型化・高音質化10mmダイナミックドライバーユニットを搭載、世界のトップオーディオ機器だけに使用されていたベリリウムコーティング振動板を採用、コンパクトながら明瞭感のある高域と透明度のある中域、豊かな低域をバランスよくサウンド再生します。音楽や映画、ゲームなど、全ての利用場面で活き活きとしたサウンドを実現します。
何やら自信満々です。ベリリウムコーティング振動板って高かったり、うっかり水に落としたら毒性がどうとか、そんな問題もあった気がします。
まぁ、コーティングって言っているのでそこまでの含有量でもないでしょうし、普通の人は気にする問題でもないか。
さぁ、問題は音です。早速実機を聞いてみたいと思います。
音質
自分の再生環境はiPhoneなので「AAC」での感想になります。
最初に聞いた時にあれ?っとなる人は今までにQ30やQ34を使った事がある人だと思います。そしてQ12を使った事がある人はおお!と思うかもしれません。
高音域・中音域・低音域、そのバランスがQ12に近いと思います。SoundPEATSのイヤホンを使った事がある人にはそういうのが一番分かりやすいかと。
高音
高音域は結構ハッキリクッキリ出ています。人によりますが刺さるという人がいるかもしれません。
中音
中音域も結構フワッとしています。というか自然というか聞こえるのが普通というか、不自然な自己主張とか無駄にボーカルが目立つという事はありません。
低音
必要十分な、それで硬いでもなく広がる感じでもなく、ちょうどいいぐらい。必要以上に過剰には盛られていません。
何だこのフワッとしたレビューは?と自分でも思うのですが、音全体としてまとまっておりここにクセがあるとか、そのようには聞こえませんでした。こう、パンチというか強調されている音域というのがないのです。あえていうならフラット気味、けっしてフラットとは思わないのですが。
音の繊細さや全体の質は自分が使用した事のあるSoundPEATSのBluetoothイヤホンの中では最高に良いと思います。無理矢理文句を付けるなら、たまに高音が刺さるかもしれない気がする、ぐらいでしょうか。
個人的にはBullet For My ValentineのScream Aim Fireの最初のタム回しが気持ち良く聞けるイヤホンに外れ無しと思っているので、「SoundPEATS Q35 Pro」は自分の中では当たりです。
イヤーピースを交換
ここまでは標準のイヤーピースでの感想でした。ここからは色々変えてみます。交換するイヤーピースについては下のリンクをご覧ください。
Comply | 音漏れが減った事により低音感が増しました。 |
JVC Spiral Dot | 何と言うかすごく音質が上がったように思えます。 |
final Eタイプ | 高音補正的に思っていたのですが、中音・低音が強化されたように聞こえなくもない。 |
Spinfit CP100 | イヤホン本体の音質が一段階上がったように聞こえます。 |
SOLID BASS スペア | 気持ち低音が広がったように思えます。 |
SONY ハイブリッドイヤーピース | 困ったらこれでいいんじゃないかというぐらい、何でも一つ上の音質になったように感じます。 |
AZLA SednaEarfit | 高音域をしっかり補正したように聞こえます。 |
結局どのイヤーピースがいいのか?
特に明確な目的もなく音質の向上だけなら他にも色々使い回せそうな「ソニーハイブリッドイヤーピース」か「SpinFit」でいいと思います。
個人的には「Spiral Dot」一択ですね、一番音質が向上したと感じる事が出来ました。セットで売ればいいのにというぐらい「Spiral Dot」を個人的には押したいと思います。
まとめ
(あくまで個人的な意見ですが)SoundPEATSのBluetoothイヤホンの中では史上最高な音質だと思います。「AAC」にも「apt-x」にも対応し、どんな機器を使っているユーザーも迷ったらこれ使えば?というぐらい「SoundPEATS Q35 Pro」のクオリティは高いと思います。
とにかく2018年時点では「SoundPEATS Q35 Pro」を選んでおけばコスパでも性能でも間違いないでしょう。
コメント
はじめまして♪
只今こちらのイヤホンの購入を検討しており、詳しく書かれている方を見つけ、とても分かりやすいレビューでとても参考になりました。
それで、本題なのですが、イヤーピースを交換して色々試されたそうですが、コンプライは何のサイズ・タイプの物を使用されましたか?
是非お教え頂けると幸いです(._.)
使ったコンプライはT-500ですね。耳垢防止がないのです
左様で御座いますか!
只今、同ブランドのq30 plusを使用していて、コンプライのTs-500を付けていたので、そのまま買い足すことなく使用出来そうです♪
コンプライ公式サイトにもq35 proに着用可能なサイズが明記されていなかったので大変助かりました!
ありがとうございました!^ ^
お役に立てたのなら良かったです