すっかりBluetoothイヤホンは便利だな、と有線以外は認めない派から意見を変えて快適無線生活を送っているのですが、どうにも心を躍らせるアイテムが登場していました。
デュアルドライバだと?Bluetoothイヤホンで!?
無意識の内に購入してしまった。という訳で、今回は「JOBSON J03S」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
JOBSONってどんなメーカーなんだ?
聞いた事もないので、とりあえずは調べてみました。公式ホームページを見る限り、何か色々素敵なアイテムを作ってる会社っぽい。でも音響関係に強いとか、特化してるという訳でもなさそうなので不安もありますね。というか音響機器が公式の紹介にないのも気になりましたが。
関係ないけどこれは便利そうでした。
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まぁ、実物が良ければそれでいいのよ。どこが作ってるとかの信頼性はこれから積み上げていけばいいじゃない、と思います。
JOBSON J03S
最近は物凄い数のBluetoothイヤホンがあると思います。そんな中、ちょっとアレな感じの自分とかの興味を引く理由になったのが
最先端デュアルドライバ音響テクノロジー「DualACT」
このデュアルドライバっていう響きが堪らないです。他にも色々気になる要素があるのですが、とにかくデュアルドライバだ!!っていうぐらい気になりました。
デュアルドライバって何?というのを簡単に言いますと、車にエンジンが1個付いてますよね?そのエンジンが2個あるんです。とにかく2倍、ゴイスーぐらいでいいかと。バランスが悪いと大参事になりますが、とにかく2倍。
ちなみに有線イヤホンで例えると
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こういう感じのイヤホンです。自分も持っていたのですが洗い物しながら使ってたら水没して使用不能になった記憶が・・・
ドライバが縦に2個並んでいると大きくならざるを得ないのですが、過去に使用した事のあるデュアルドライバなイヤホン達はしっかりと音質で答えてくれました。
調べた限り自分は見つける事が出来なかったのですが、Bluetoothイヤホンでデュアルドライバってあるんですかね?だからこそ飛びついてしまった訳なんですけども。
まぁいい、とにかく実際に使ってレビューをするぜ!!
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音質
メーカーの説明によると
iPhoneでの使用に絶対の自信があるみたいです。勿論、自分も使用する機器はiPhoneなのでAACに対応していなければ選択する事は無かったと思います。
で、実際に聞いてみた感じは、ドンシャリ?と見せかけて中音域もデカい。というか音量がデカい、デカけりゃいいってもんじゃねぇぞ!!っていうぐらい大きいです。何かの間違いじゃないのかっていうぐらい大きいと思いました。iPhoneの音量は大きくても70%ぐらいが個人的な限界です。
中音域が大きすぎて、割れる楽曲もあるかもしれません。アコースティックな感じの楽曲を聞くのには向いてないかも。ボーカルが物凄く前に出て来ます、たまに出て来すぎて音割れしたりもある。ドンシャリと見せかけてボーカルも前に出そうとして失敗した感があります。
しかし、EDMなどの四つ打ち系を聞くとスゲェパワーだ!って感じます。クラブ系のサウンドとは異常なくらい合うと思います。人工的な音に合っているというか、聞くべき楽曲の種類を選ぶイヤホンだなと思います。
ただ音質の好みは人の数だけあると思うんで、判断が色々と難しいですね。
じゃあ、イヤーピースを交換する時間だ!と言いたいところですが、標準で付いてるイヤーピースが意外と悪くないです。オーディオテクニカのソリッドベースみたいなのですね。
それよりも大きな問題がありまして、「JOBSON J03S」の軸が太すぎて正直イヤーピースを交換するのが大変です。
左が「JPRiDE JPA2 Live」、右が「JOBSON J03S」です。
標準で付いてたイヤーピースを装着するのにも、結構苦戦しました。自己主張が激しすぎる太さで、手持ちのイヤーピースを損傷したくなかったので交換拒否します。というか何回も付けたり外したり出来る気がしない。
しかし、それもつまらないので、元から空いてる穴が大きいのがJVCの「Spiral Dot」で楽に装着可能でした。音の分離が良くなる「Spiral Dot」ですが、スッキリ分かれて聞こえる事によって、聞こえない方が良かったような音も聞こえたりしました、音割れてるのとか、音割れてるのとか。
イヤーピースをガンガン交換する事が出来る人に、何がいいか教えてもらいたい気持ちです。
EQ機能
一言でまとめますと、必要ねぇ。
元の音が大きくて、EQ機能が効いてるのか効いてないのか、正直よく分かりません。中央の電源ボタンを2回押すとピッって音がなるんですが、まずボタンが押しにくいです。
ボタンは+、電源、-、の3つが並んでいますが分離しておらず、さらにゴムっぽい柔らかい素材なので、自分がどこを押しているか分からず毎回目視が必要になると思います。
つまらない機能とか必要ないので、本体の性能で頑張って欲しいと思います。
Law Latency(低遅延)機能
映像と音声にズレが生じるのは、Bluetoothでは仕方ない事なのじゃないのか、無線なんだし。そう思っていたんですが、これは凄いです。ほとんどズレを感じませんでした。
勿論、厳密にはズレているんでしょうけど、それを感じる事が出来ないレベルです。何だこれは?どうなってんだ!!って思うぐらいズレを感じなくて、正直ビビりました。
有線じゃないのに、動画見ても音声がズレてるように感じない。音ゲーとかする人は感じる事が出来るかもしれませんが、自分はズレを感じる事が難しいと思います。
マグネット充電
MacbookProとかのマグネットのアレを想像していました。無理に取ろうとして垂直に引っ張っても取れないアレを。
「JOBSON J03S」にも使い方は同じで間違いないですが、磁力の弱さがやたらと新聞受けに入れられる水道修理の宣伝の奴よりも弱いです。ちゃんと充電出来てるか心配になるレベルで弱い。略するとすぐ取れます。
充電コードも50センチぐらいなので、充電しながら音楽を聞けるのは姿勢を全く崩さない何かの達人じゃないと無理だと思います。コードを伸ばそうとするだけで取れるんで、期待はしない方がいいでしょう。
アイデアは最高なのに、磁力が弱いってのはどうなのかね?と思わざるを得ません。ただ、Macとかのがおかしくて、これが普通の強さなのかなとも思います。
まとめ
デュアルドライバってのは、まぁ難しいんだろうなと。振り回された感が非常にあります。そのせいか本体は重いので耳に付けるのに苦労するかも。
「JOBSON J03S」を初めてのBluetoothイヤホンにしたら、友人知人にBluetoothってゴミだわって言ってしまう可能性があります。分かってる人が2本目以降に買うのならありです。
遅延は本当に少なくて感動するレベルでした。動画などを見まくる人には大活躍すると思います。得意なところと不得意なところが両極端だと思いますので、長所と短所を見極める事が出来る人にはオススメします。
改良版が出たそうです。どう改良されたのかは分かりませんが、改良する余地があると思っていたのなら今後に期待?出来るでしょうか。
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