【完全ワイヤレスイヤホン】「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」レビュー【TWS】

4.5

2019年10月末頃にAnkerより新しい完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。

「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」です。

突然の発表で非常に驚きましたが、Ankerの完全ワイヤレスイヤホンでもっともハイスペックであろうこの製品を試さない訳にはいかない。

という訳で今回は、「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。

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機能

対応しているコーデック

「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」は「SBC」「AAC」「apt-X」に対応しています。

iPhoneの人もAndroidの人も高音質の音声コーデックを使用する事が出来るので、そこにこだわる人にとっては安心です。

長時間再生可能なバッテリー

イヤホン単体で最大約8時間、ケースも合わせると最大約32時間の再生が可能です。

さらにワイヤレス充電にも対応。

15分間の充電で約2時間使用できる急速充電も可能です。

ワイヤレス充電器を持っていなければ、同じくAnkerで揃えてもいいかもしれません。

ケース

充電端子はUSB-Cです。それよりも余裕のあるケース内部が個人的には好印象。

イヤーピースを「スパイラルドット++」に交換していますが、全然余裕があります。

ケースに入らないからイヤーピースを変えれない、という事はまず起きないでしょう。好きなイヤーピースを好きなだけ交換したい人にはたまらないと思います。

HearID機能搭載

Soundcoreアプリ上で特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定し、あなただけのHearing Profileを自動で作成します。またデフォルト設定の22種類のイコライザーからお好みの設定を選択することもできます。

スマートフォンアプリの「Soundcore」をダウンロードして、自分の聴力のプロファイルを作成する事が出来ます。

「HearID」を使うか、デフォルトのイコライザを使うか、どちらかを選ぶ事が出来ます。両方を同時には使用する事は出来ないので、そこは注意しておく必要があります。

同軸音響構造(A.C.A.A)

はいはい、新商品新商品って、何だと!?

と思わず口にしてしまうような機能を搭載してきた「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」の恐らく目玉な部分です。

独自の同軸音響構造(A.C.A.A):バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを同軸上に配置したSoundcore独自の同軸音響構造(A.C.A.A)により、高音質を繊細に表現。高音と低音が高度に調和した臨場感溢れるサウンドを実現しました。

バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーのデュアルドライバ?っぽい新たな構造な上に、ドライバーサイズが11mmとの事です。

グラミー賞受賞者10名のプロデューサー等に推奨されているという、完全にお墨付き、音質には自信があります感に満ち溢れています。

音質

まず最初に重要と思われている人が多いと思う点ですが、多少はホワイトノイズが乗ります。個人的には全然許容範囲ですが、少しでもあるのが耐えれない、という人には不向きだと思います。

使っていく内に全然気にならなくなっていきますし、電源を入れた時よりしばらく使用した時の方がノイズは小さくなっていると思います。

で、肝心の音質ですが、物凄く音の分離感がよく、それでいて解像度が高い、というのが第一印象です。

高音域

ハットなどの音の粒が見えると思ってしまうぐらいの印象を受けます。はっきりと埋もれる事なく、それでいて主張しすぎない事に少し感動を覚えます。

今まで聞こえていなかった、聞こえにくかった音もハッキリクッキリで、いつも聞いている楽曲が新鮮に聞こえるようになります。

中音域

ボーカルなどが余韻を残すように、それでいて主張しすぎない範囲で広がります。ピアノやバイオリンなどの音源が非常に繊細に響くように聞こえます。

アーティストや音楽プロデューサー達が望んでいた、生演奏を耳元で聴いているかのような臨場感溢れるサウンド体験をご提供します。

この商品説明を間違いなく実現しているなと、使用していて感じます。

低音域

あまり期待していなかったのですが、しっかりと低音域も出ます。むしろ以外と出ているんじゃないかと思えるほどです。

どちらかというと広がる系の低音だと思いますが、しつこさ、くどさというのは感じません。

楽曲にしっかりとした土台を提供する、それでいて低音過多という事もないバランスになっています。

イヤーピースを交換

イヤーピースを他の物に交換する事により、音質を変える事が出来る場合があります。

各イヤーピースについてはこちらをご覧ください。

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「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」はケースに余裕があるため、ほぼどんなイヤーピースでも装着できると思います。

個人的に交換してみてしっくり来たのが、「スパイラルドット++」でした。

「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」の解像度の高さ、高音域の繊細さをより活かせるようになったんじゃないかと思います。

人によって耳の形が違うため、これがいいと言い切るのは難しいのですが、より高音質で楽しみたいのなら、イヤーピースを交換してみるのをオススメします。

まとめ

突然発売になり思わず衝動買いした「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」ですが、想像以上の完成度でした。

Ankerの完全ワイヤレスイヤホンの最上位機種である事が当然であるような高音質、長時間バッテリーにワイヤレス充電対応、各コーデックに対応とあらゆる面で隙の無い、完全ワイヤレスイヤホンに仕上がっていると思います。

ちょっといいイヤホンが欲しいという人は試してみる価値があると思いますので、選択肢の一つに入れておく事を強くオススメしたいと思います。

接続安定感4.0
装着感4.0
高音域4.5
中音域4.0
低音域4.0
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