一時期、話題?になっていた「HARDCORE」が円盤発売になったので、アレコレ語ってみたいと思います。
普通の映画ではない、1人称視点、通称FPS(First Person shooter)で撮影されています。
映画を見るにあたって注意点
主人公の顔など映りません、手とか足とか主人公視点で見た物しか視界に入らない。色んな表情とか仕草を楽しみたい、という人には全くオススメできません。さらに銃はバンバン撃つ、血はドバドバ出るという作風ですので、グロいのが苦手という方もご遠慮ください。
また画面を集中して見るので酔う等、FPS視点は無理だなという方もご遠慮ください。
これで無理なら、何がどうなっても無理です、諦めましょう。
いいや、全然余裕だぜ!FPSとかバンバンやってるしという人に向けてのコメントとして、自分は「Left 4 Dead」での高速振り返り、「Dishonored」での変態バルクール、「Titanfall」での超高機動戦闘など、FPSには親しんでいたつもりではありますが酔いました。
FPSで酔った事ないのに映画で酔うのかよ・・・と落胆したのですが、自分の意図していない方向に視点が連続で移動すると頭の中に色々混乱が生じるのでしょうか、とにかく酔いました。舐めて見ない方が良いと断言します。
注意点をまとめると
- 体調の良い時に見よう。
- ん?と思ったら休憩しよう。思わなくても20分ぐらい見たら休憩しよう。
- FPSとか大丈夫といった自信は捨てよう。
ですかね。
何故映画を見るのにそんな事が必要なのかと思いますが、経験上同じ苦しみは味わって欲しくないのです。
HARDCORE
そんな作品名に相応しい内容です。ストーリーとか正直おまけぐらいの感覚でいいかと。
ですが一応さらっと書くと、主人公は目覚めると記憶がない上に左手左足もない、言葉も話せない。女が出て来て妻と名乗り、サイボーグみたいな義手、義足を付けられる。そうこうしてると何かいきなり襲われて脱出、妻を助けに行く、という感じです。
後は行く先々でドンパチやる、以上。
ずっとゲームのプレイを見ているといったイメージで問題ないですね。隠れたり逃げたり追いかけたり格闘したり銃撃したり。
ですがゲームとは違い現実ですので、走ったりするシーンでは結構視界が揺れて激しく嘔吐感を増す人が多いかも。注意点にも書きましたが、自分はFPS慣れしていると思っていたのに結構来ました。「ミラーズエッジ」でも味わった事ないのに、と何故か負けた気分になるという。
FPS視点で人の頭が飛んだり砕けたり切断されたりします。あー、痛ぇ、超痛ぇーの嵐に耐えれない人は本当に無理です。舞台はロシア?と思いますが、アメリカンジョークというかロシアンジョークは非常に面白い。
本当にゲームにありそうだな、このシーン、というのが続く銃撃戦はハマります。ずっと何かしらのイベントの連続みたいな感じでハマり続けると最後まで見てしまうかも。
まとめ
物凄く人を選びます、撮影方法から内容に至るまで。ですが、FPS視点でのここまでのアクション映画というのはないんじゃないかなと。
間違いなく新しい世界ですが、全員が行ける世界ではない。しかし、そこに加わりたいという人は挑戦する価値があると思います。
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