Bluetoothイヤホンを初めて買って、はや何ヶ月。その使い勝手、取り回しの良さにすっかりはまってしまいました。
最初に購入したのが「JPRiDE JPA1 MK-II」、非常に満足してます。
そして、その後継機が出るというじゃないか、試さずにはいられない。
という訳で今回は「JPRiDE JPA2 Live」について、アレコレ語ってみたいと思います。
新モデルが登場したようです。
JPA1 MK-IIとの違い
勿論、「AAC」・「apt-x」の両方に対応しているのは当然です。
ですが、「JPRiDE JPA2 Live」は無線だけではなく、有線でも使えるようになりました。
ハイレゾ級というのは置いていくとして、どうしても有線で使いたい時というのは人によってはあると思います。
どれぐらい需要があるのか?と問われると困るのですが、とにかく遅延ゼロで使用したい場合も大丈夫という事です。
違いをまとめると
JPA1 MK-II | JPA2 Live | |
重さ | 12.7g | 15g |
連続再生時間 | 6時間 | 6時間 |
防水・防塵等級 | IP64等級 | IPX4等級 |
重量など誤差みたいなものだと個人的には思うのですが、「JPA1 MK-II」よりは重くなっています。
で、防塵・防水の等級が変わっていますね。というか、この等級って何ぞや?というのも簡単にまとめますと
「IP○□」の○の数字が「人体・固形物体に対する保護」つまり防塵性能とかで、□の数字が「水の侵入に対する保護」つまり防水性能です。
なので、「JPA1 MK-II」の防塵・防水性能は、防塵レベル6・防水レベル4の「IP64等級」に比べ、「JPA2 Live」の防塵・防水性能は、防塵レベルX、そんなものは知らんって事です。防水レベルは4なので「IPX4等級」という事ですね。
「JPA2 Live」は防塵性能を捨ててでも、音質を追及した、という事でしょうか。
とにかく前置きはこれぐらいにして、実際に使用したレビューだ!!
音質
メーカーのうたい文句の一つに
モデル名Liveが表す様に、ライブハウスやコンサートホールにいる様な臨場感 を再現。クラシック、ジャズ、70’s ロックから最新ヒット曲までオールラウンドに楽しめます。
おう、そうか。と思いつつ、最初についていたイヤーピースのまま聞いてみたところ、確かに中音域が増強されていました。「JPA1 MK-II」と比べボーカルがよく通ります。高音域と低音域に中音域が埋もれる、そう感じる事はなくなりました。
ただ、曲によっては低音域が中音域に埋もれる感じ?がするかもしれません。ドラム、キックの音が飲まれるというか、音色過多な楽曲だとそう聞こえるかも。
しかし、すごいなこれは。確実に弱点を潰してきた。もはや音質にどうこう言う人でなければイヤーピースを交換する必要もないんじゃないかなと。
しかし、やっぱりそれではつまらんでしょう!!なのでここからはイヤーピースを交換していきます。
イヤーピースを交換
Comply
「Tx-500」を試してみた。
「JPA2 Live」は中音域が強化された事により、Comply社製のイヤーピースとの相性はかなり良くなったと思います。全体的に音が分厚くなってもどこかが足りないと感じる事はなくなりました。
追記
メーカーからのフォローメールで「JPA2 Live」に合うサイズは200シリーズだそうです。500シリーズだと知らない間に取れてしまうかもしれないとの事。買った後に何回かメールが来るのですが親切だなと思います。
JVC Spiral Dot
皆大好きJVC。ひょっとしたら俺だけかもしれませんが、
やったぜ!「JPA2 Live」にも装着可能だぜ!!という安心。
「JPA2 Live」は中音域が強化された事で低音域が中音域に埋もれる事があるかも、と書きましたが、Spiral Dotは各音域をクッキリ分ける特性といいますか、そんな感じなのでキリッと切れ味のあるサウンドになります。
しかし、これは困りました。「Tx-500」で分厚い音、「Spiral Dot」で切れ味のある音、そのどちらもかなりいいですね。日替わりで交換してもいいぐらい、どちらかを選ぶのが難しい。
どんなにこのイヤービースがいいぜ!と言われても、人によって耳の形は違うので合う人には合うし、合わない人には合わないんです。装着感が合わないとかありますしね。
俺はこの二つが自分の耳の形に合うのでずっと使っていますし、音質向上も素晴らしいと思っているんですが、そろそろ新しい物も探した方がいいのかなとか思ったりします。
ですが、何かオススメはないか?と言われたら、今回はこの二つをオススメします。
2017年10月17日 追記
新たな出会いを求め、イヤーピースの交換を追加しました。装着出来た物を紹介しようと思います。
final Eタイプ イヤーピース
噂に名高い「final」、固定ファンは相当多いと思います。「JPA2 Live」にも装着可能でした。使ってみての感想は、いいなこれ、どうして使わなかったのか、です。
密閉感も非常に良くストレスも感じないと思います。全音域が強化され、1段階音量のレベルが上がったように聞こえます。そして高音域、ハイハットやアコースティックギターの音などがまろやかと言いますか、とても上品に聞こえます。高音域を上質に強化され、より旨味が増したと表現した方がいいのか。
自分が知らなかっただけで、十分に選択する価値があると思います。
茶楽音人 SpinFit
これまた自分が知らなかっただけで、愛好家が多いという「茶楽音人」の「SpinFit」です。「JPA2 Live」にも装着可能でした。「JPA2 Live」のようにちょっと本体が大きくてバランスが取れないな、という人には合っているかもしれません。メーカー公式の説明によるとより密閉度が増す、との事です。
実際に使ってみての付け心地がとても良く、言うだけの事はあるなと思いました。
オーディオテクニカ SOLID BASS スペアイヤーピース
「JPA2 Live」にも装着可能でした。音質は低音域がキリッとしてないけど強化される、響くようになるでしょうか。ヴォンヴォンってのがヴォオオオンヴォオオオオンって感じです。より大きな範囲に低音域が広がると言えばいいのか、そんなイメージです。
ソニー ハイブリッドイヤーピース
「JPA2 Live」にも装着可能でした。音質は「final Eタイプ」に近いと思うのですが、そこまで高音域が強化されるという訳でもない感じ。より細かな音が聞こえるような気がします。
JPA2 Liveの本体について
音質向上に力を入れたのでしょう、それは間違いない。
しかし、予想以上に本体が大きいです。縦長と言いますか。結構耳から飛び出してるんじゃね、という風に感じるかと思います。しっかりと固定して使えるようにする必要があるかもしれません。
あとコードがきしめん状と言いますか、平べったいコードになっているのは好印象です。
まとめ
初めてのBluetoothイヤホン、そしてiPhoneを使っているという人になら、「JPRiDE JPA1 MK-II」に引き続き「JPRiDE JPA2 Live」も強くオススメします。
俺はこの2本を使い分けていこうかな、と思っていますので2本目を探しているという人も一度試してみてどうでしょうか。
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新モデルが登場したようです。
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