今回はドイツのトラックメイカー「PAUL VAN DYK(ポール・ヴァン・ダイク)」の2017年の作品である
「FROM THEN ON」について個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
PAUL VAN DYK(ポール・ヴァン・ダイク)って誰?
間違いなくこうなるでしょう。
ジャンルとしてはトランスやテクノになると思いますが、伝説レベルのアーティストでDJです。トランスとか好きなんですという人は知っていないとおかしいぐらいの一人だと思います。
ドイツ出身で数多くの楽曲を作成、日本にも来日した事があるというか毎年来てるんじゃないかな?と思うぐらいは来ているような気がします。
楽曲の特徴としては繊細かつ浮遊感がある、しかしその中にもドイツ特有のエッセンスを含みつつ、それでいて爽やか、みたいな感じです。昨今のEDMと呼ばれる音とは違う、王道のトランスを地で行くスタイルが多めだと思います。
勿論、今も現役バリバリで世界中で活躍している重鎮です。
FROM THEN ON
今作「FROM THEN ON」ですが、色んなDJ達との合作の物がメインだと思います。本来の「PAUL VAN DYK(ポール・ヴァン・ダイク)」と誰それといったクレジットが多く見られます。
なので「PAUL VAN DYK」成分に他のアーティストの色も入った作品になっているので、純粋に「PAUL VAN DYK」だけの音を求めている人には違和感があるかもしれません。
「PAUL VAN DYK」&フレンズといった感じの作品が多く、結構そのフレンズ成分が強めに出ていると思います。
勿論「PAUL VAN DYK」単独の作品もあるので、一体どういった作風の人なんだ?という事にはならないと思います。
全体としては「PAUL VAN DYK」の味付けが施された、現在のトランスと言った感じです、物凄くザックリと言いますと。
ボーカル入りの楽曲も少な目で、本当に原点に回帰していこうとしているのかなと思いました。後ほんのり、いや多めにブリブリとアシッド系の音が使われていて、やっぱりドイツって感じがするなとも感じます。
収録曲
- While You Were Gone – Paul Van Dyk & Vincent Corver
- Inhale – Paul Van Dyk, M.I.K.E. Push & Fred Baker
- Touched By Heaven – Paul Van Dyk
- I Am Alive – Paul Van Dyk
- Everyone Needs Love – Paul Van Dyk & Ronald Van Gelderen Feat. Gaelan & Eric Lumiere
- Breaking Dawn – Paul Van Dyk & Alex M.O.R.P.H.
- Vortex – Paul Van Dyk & James Cottle
- The Code – Paul Van Dyk & Jordan Suckley
- Stronger Together – Paul Van Dyk & Pierre Pienaar
- From Then On – Paul Van Dyk & Leroy Moreno
- Fairytales – Paul Van Dyk & Steve Allen
- Close Call – Paul Van Dyk & Tristan D
- Escape Reality Tonight – Paul Van Dyk & Emanuele Braveri Feat. Rebecca Louise Burch
- Safe Haven – Paul Van Dyk
総評
純粋な「PAUL VAN DYK」を求めている人には、過去作を聞き直すのをオススメします。しかし、こういった四つ打ちのジャンルは日々進化していくと個人的には思っていますので、初めて聞くという人には最新作からの方がいいと断言します。
[amazon_link asins=’B075SWNVFR’ template=’amazon002′ store=’srs001-22′ marketplace=’JP’ link_id=’b5e9a27a-52d1-11e8-9637-23a8a5964cac’]
コメント