【TWS】意外と低音も出る「Soundcore Liberty Air」レビュー【完全ワイヤレスイヤホン】

「Anker」のオーディオブランドである「Soundcore」より、新しい完全ワイヤレスイヤホンが発表されました。

「Soundcore Liberty Air」です。

「Soundcore」ブランドは「Anker」時代から数多くのBluetoothイヤホンやスピーカーを発表しており、自分もいくつか所持しています。

そろそろ「Soundcore」ブランドの完全ワイヤレスイヤホンにも手を出してみようと思い、「Soundcore Liberty Air」を試してみる事にしました。

なので今回は「Soundcore Liberty Air」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。

対応している音声コーデック

「SBC」と「AAC」に対応しています。

iPhoneやiPadなどに対応した高音質コーデック「AAC」が使えるので安心です。

Soundcore Liberty Air

ちょっと「AirPods」に似ています、というか同じような形ですが、カナル型なのでオープン型は苦手という人にはいいと思います。

最大20時間の使用時間：イヤホン本体がフル充電状態で、最大5時間の音楽再生が可能です。付属の充電ケースを合わせて使えば、最大20時間使用することができます(※再生可能時間は、音量、再生する内容、使用環境によって異なります)。

ケースはマグネット付き

ケースのフタも、イヤホン収納部分も軽めのマグネット付きです。カバンの中で中身が飛び出すという事はまずないと思います。

ケースの表面はマットな感じですが、ちょっと持つだけで汚れが目立ちます。個人的には気になりませんが、気になる人はこまめに拭いたりする必要がありそうです。

そして、個人的に気になる部分はここです。

フタを開けたままではケースが立たないので「RHA TrueConnect」で支えています。

「Soundcore Liberty Air」の標準のイヤーピースでの収納ですが、余分なスペースはありません。余程の小さいイヤーピースでない限り、イヤーピースの換装は不可能だと思います。

操作方法

基本的な操作方法をまとめます。

ですが、「Soundcore Liberty Air」にはボタンはありません。タッチパネルなので物理的に押し込むという動作ではなく、タッチになります。

音量の調節はありません。手元の接続したスマートフォンなどで調整する形になります。

何かするのは2回タッチ、という感じです。

音質

最初に聞いた時の感想は「おお、意外と低音出るな」です。

分厚い低音域と元気なスネアの印象が非常に強い、そう思いました。

ボーカルなどの中音域もスッキリ聞こえます。高音域もちゃんと聞こえますが、音数が多いと「今少しごまかしたな？」と思えなくもないかもしれません。高音域の成分が多すぎると音がぼやけるような気がします。

デスメタルとかそういうのは向かないかも、と思います。金物が多い楽曲の良さは活かせないと思う人がいそうです。

ロックやポップというか普通の楽曲なら全く問題なく、EDMなどの四つ打ちなら分厚い低音域でよりカッコイイと思います。

あくまで個人的にですが重低音愛好会一歩手前だと思います。

全体として低音がググッと迫力がありながらもスッキリとしており、聞き疲れなどがない音に仕上がっています。

そしてこの音が、完全ワイヤレスイヤホンで出せるのかと、技術の進化を考えずにはいられないです。「Soundcore Liberty Air」は現代に多い、打ち込み系の楽曲に向いてる、時代に合わせたイヤホンだなと思いました。

イヤーピースを交換

人によって耳の形は違うので、イヤーピースはしっかり選んだ方がいいと思います。特に完全ワイヤレスイヤホンでは装着感で音質が大きく変わると思うので、しっかりフィットする物を選んだ方がいいでしょう。

各イヤーピースについてはこちらをご覧ください。

ですが「Soundcore Liberty Air」は交換してもケースに収納する余裕はなさそうなので、今回はパスしたいと思います。

2019/6/15　追記

新しく発売された、「Spinfit CP360」のSサイズが装着したままケースに収納可能です。

まとめ

「Soundcore Liberty Air」は迫力のある低音域、それでいてスッキリとした全体のまとまりのある音で非常に優れたイヤホンだと思います。

装着感も非常によく、個人的には誰にでもおすすめ出来ると思います。色も黒と白の2色あり選択出来るのも好感が持てます。

完全ワイヤレスイヤホンで尚且つ音質も少しは求めたい、そういう人にとって「Soundcore Liberty Air」は選択肢に入るのではないかと思います。

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