「Anker」の「Soundcore」ブランドから新しいBluetoothイヤホンが登場しました。
「Soundcore Spirit」です。
「Anker」のオーディオ関連のブランドが「Soundcore」に統一されてからの製品になります。
どれぐらい力を入れてブランドを統一したのか、モバイルバッテリーは「Anker」を使っていますがBluetoothイヤホンは使った事がありませんでした。
だから試してみたい、いや試さなければならない。
と言う訳で今回は「Soundcore Spirit」について、個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
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対応している音声コーデック
「Soundcore Spirit」は「SBC」と「AAC」に対応しています。iphoneユーザーの方には朗報です。
というか「Soundcore」ブランドになってからは「SBC」と「AAC」のみ対応のイヤホンしかないようです。
コーデックって何?という方はこちらをどうぞ。
Soundcore Spirit
新しくなった「Soundcore」ブランドのBluetoothイヤホン「Spirit」シリーズと言えばいいんでしょうか、一体何が売りなのか?
IPX7相当の防塵防水機能だけではなく「防汗」、つまりイヤホンを付けている人間から発生する汗にも耐性があるという事です。
独自に開発された機能「SweatGuardテクノロジー」
IPXを超える防汗構造を:SweatGuardテクノロジー
IPX規格の最高等級でさえも人間の汗を完全に防ぐには十分ではありませんでした。Soundcore Spiritは、潜水艦に着想を得た内部構造と疎水性ナノコーティングによる2層の防水構造により、新しい次元の防水性能を実現しました。塩分を含んだ水につけても壊れず高音質なサウンドをお届けします。
ジョギングなど運動しながら使う人にとっては非常に重要な事だと思います。この「SweatGuardテクノロジー」により、自分の汗でイヤホンが壊れる可能性をさらに減らす事を実現という、他社の一つ上を行くという心意気には感動を覚えます。
連続再生時間も約8時間と、バッテリーに関しては「Anker」に関しては心配する必要がありませんが十分な長さだと思います。
イヤホン本体をマグネットで固定出来るし、ケーブルクリップで長さも調整出来ます。使用感も問題ありません。
音質
自分の再生環境はiPhoneなので「AAC」での感想になります。
「Soundcore Spirit」を最初に聞いた時の感想は「意外と重低音系なのか?」です。
高音
強すぎず弱すぎず、しっかりと聞こえます。
中音
低音域の影響が大きいのか、広がっていく感じがします。全体的に音に馴染んでいる感じなので、人によってはボーカルなどが遠目に聞こえるかもしれません。
低音
結構多め、というか強め。どちらかというと広がっていく感じがします。空間を低音が埋めていく感じ。
全体として「Anker」の売り文句の通り、豊かな中音域を実現していると思います。元が広がりのある楽曲だとより冴えます。聞いていて、あーこの辺りの音が耳に疲れるというのがあまりないのが個人的には嬉しいかもしれません。
物凄くキレがいいという訳ではないのですが、聞き疲れしないというのは重要なポイントだと思います。そして打ち込みな四つ打ち系のキックは物凄く美味しくなります。
色んな特徴のあるBluetoothイヤホンを人より聞いていると思いますが(たぶん)、新しくお気に入りにノミネートするぐらいには良い物だと思います。
イヤーピースを交換
ここからは付属以外のイヤーピースに交換してみたいと思います。
イヤーピースについてはこちらをご覧ください。
Comply | 特に低音域の量、響きがより美味しくなりました。 |
JVC Spiral Dot | イヤホンの特徴にはあまり合わないかもしれません。 |
final Eタイプ | より全音域の広がりが増したように思えます。 |
Spinfit CP100 | 装着した際にしっかりと固定出来るのであれば、最良かもしれません。 |
SOLID BASS スペア | 低音域の広がりがさらに増した感じがします。 |
SONY ハイブリッドイヤーピース | 何に装着しても優等生。一つ上の音質を目指すなら。 |
AZLA SednaEarfit | 若干引き気味だった中音域が改善されたように思えます。 |
どのイヤーピースが一番いいのか?
個人的には特徴を伸ばすのなら「Comply」だと思いますが、防汗などを目的で使う事がある人はイヤーピースが速攻でお亡くなりになる可能性があると思います。
ジョギングとかに使わないのなら「Comply」、そうでないなら「final Eタイプ」か「AZLA SednaEarfit」でしょうか。
まとめ
「Soundcore」ブランドの意気込みは半端ねぇな、というのを感じるには十分なクオリティを持った「Soundcore Spirit」だと思います。低価格帯の質が上がり続けていると実感します。
特にiPhoneユーザーなら「AAC」対応は見逃せないと思いますので、新しいBluetoothイヤホンの選択肢が出来たのは非常に良い事だと思います。
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