スマートフォンやBluetoothが使える機器に今まで邪魔だと思っていたケーブルが無い状態、ワイヤレスで接続し快適に使う事が出来るBluetoothイヤホン、それだけでも利点であると今なら言い切っておすすめする自信があります。
iPhoneはイヤホンを接続するイヤホンジャックがなくなり、最新のAndroid機でもイヤホンジャックがない機種があったりします。もはやBluetoothイヤホンが必須になるであろうと、個人的には思います。
でも、Bluetoothイヤホンとか使い方が難しいんじゃない?とか、ちゃんと接続出来るか不安で夜も眠れないとか、まだ使った事のない人はそう思ったりするんじゃないかと。
安心してください、使い方は簡単です。分かりやすく明確にBluetoothイヤホンについての説明を個人的にアレコレ語ってみたいと思います。
Bluetoothイヤホンを使う目的
勿論、音を聞くためです。通勤・通学や普段の外出時、ランニングやジムなどでのスポーツでの利用など、今までと変わらない用途だと思います。
しかし、今まではコードが邪魔で手荷物に引っかかったり、歩いている時に反対側から来た人のカバンにも引っかかったり、とにかく邪魔だなと感じた人は多いと思います。
ですが、Bluetoothイヤホンを使用する事によりワイヤレスになります。自分の首回りだけにコードがある状態になるので、何かに引っかかるという事は極端に少なくなると思います。
またBluetoothイヤホンの多くはマイク機能もあるので、スマートフォンなどに接続して使用していた場合、そのままハンズフリーで通話をする事も出来ます。
そう、街中で見かけるスマホとか持ってないのに一人で話をしている人はBluetoothイヤホンを使用してハンズフリーで通話中なんです。
Bluetoothイヤホンの接続方法
では、接続の方法を説明したいと思います。とても簡単ですので、最初に接続のやり方を覚えてしまえば他のBluetoothイヤホンでも何でも大体分かるようになると思います。
自分の利用しているスマートフォンがiPhoneのため、そちらでの実例となります。
Bluetoothイヤホンの説明書を見るとペアリングとかペアリングモードとか書いてたりしますが、それが接続という意味なのであまり難しく考えないようにしましょう。
スマートフォンなどのBluetooth機能をオンにする
「設定」などのアイコンがあると思います。それを選択します。
赤枠が「オン」「オフ」どちらかの表示がされていると思いますが、この「Bluetooth」のところをタップします。
すると、「Bluetooth設定画面」になるので、赤枠のスイッチが緑になっていれば「オン」です。なっていなければタップして「オン」にします。
この設定画面を開いたまま、次の作業に移ります。
Bluetoothイヤホン等の電源を入れる
まずBluetoothイヤホンの電源がオンになっていない事を確認、オンならばオフにしましょう。次に電源ボタンを長押しで電源をオンにして、さらにそのまま電源ボタンを押しっぱなしにします。
Bluetoothイヤホンの電源をオンにしても、そのまま電源ボタンを長押しにしたままにするのが「ペアリングモード」である事が多いです。機種によっては違うかもしれませんが、自分はこの方法以外のBluetoothイヤホンは見た事がないです。でも悩んだら説明書を読みましょう。
長押しで「ペアリングモード」のまま、次の作業に移ります。
スマートフォンの「Bluetooth設定画面」からBluetoothイヤホンを確認する
Bluetoothイヤホンの電源ボタンから指を離さずに長押し状態のまま、スマートフォンの設定画面を確認すると
一番下のその他のデバイスのところがグルグルしている場所に
接続しようとしているBluetoothイヤホンの名前が表示されるのでタップして選択します。
接続済みとなれば成功です。
接続が完了して、一覧に名前が入ります。これでスマートフォンにBluetoothイヤホンが登録されました。
次からはBluetoothイヤホンの電源をオンにするだけでスマートフォンに認識されるようになります。
接続までの流れをまとめると
- スマートフォンのBluetoothをオン、設定画面を開いたままにする
- Bluetoothイヤホンの電源をオン、電源ボタンは長押しのまま離さない
- 設定画面にBluetoothイヤホンの名前が表示されたら、選択する
これだけです。一度出来たら、他のBluetoothイヤホンでも何でも簡単に接続出来るようになると思います。
Bluetoothイヤホンのメリット・デメリット
ワイヤレスで快適に使う事が出来るBluetoothイヤホンですが、勿論デメリットもあります。
メリット
- ワイヤレスで使用出来る事により、コードが邪魔と感じる事がなくなる
一度使うと便利すぎて戻れなくなります。1年前はワイヤレスとか論外という考えが一変するぐらい快適です。
デメリット
- Bluetoothイヤホンはバッテリーで再生しているため、充電が必要になる
- 無線を使用しているため、音飛びや遅延が発生する事がある
まさにここが問題となる点ですが、Bluetoothイヤホンは充電をする必要があります。対策としては予備のBluetoothイヤホンを用意するか、モバイルバッテリーを用意してどこでも充電出来るようにしておく、ぐらいしかないです。
どうしても充電をし忘れる、という事はあると思います。備えあれば患いなし、と昔の人は言いました、ついでにモバイルバッテリーを準備するのが他にも色々使えて便利だと思います。
また、無線を利用しているための音飛びや遅延、これもあります。人混みや満員電車など他にも色んな無線機器が動いてそうなところでは、よく切断されるな、という気もします。
通信環境に影響される事があるので、この辺りは個人差があると思います。
Bluetoothイヤホンの選び方
音質・デザイン・バッテリーの持ちなど色々あると思います。まずはBluetoothイヤホンの種類で大きく選び方が変わると思います。
左右一体型
イヤホンの本体同士はコードで繋がっているタイプ。
ネックバンド型
ネックバンドと呼ばれる首回りにバッテリーなどがあるため、再生時間が長い物が多い。
完全ワイヤレス型
左右のイヤホンにコードは無く、完全にワイヤレス。その代わり再生時間が短めな物が多い。
自分の好きな形の物を選べばいいと思いますが、Bluetoothイヤホンは無線で音声データのやり取りをしていて、そのデータのやり取りに種類があります。
音声コーデック
音声コーデックと呼ばれますが、その種類が「SBC」「AAC」「apt-x」と大きく分けると3種類あり、「AAC」「apt-x」は高音質と言われています。
iPhoneが対応している音声コーデックは「SBC」「AAC」、Androidが対応している音声コーデックは「SBC」「apt-x」になります。
- iPhoneの人は「AAC」に対応しているBluetoothイヤホン
- Androidの人は「apt-x」に対応しているBluetoothイヤホン
を選んでおけば、よりいい音質で音を聞く事が出来るので注意しておきたいです。
また、スポーツなどしながら使おうと思っている人は防水性能などに注意しないといけません。そちらについてはこちらをどうぞ。
他にも装着した時の付け具合はどうか等ありますが、これも個人差があると思いますので家電量販店などに行った時には試聴ならぬ試着をしてみる事をおすすめします。
初心者におすすめのBluetoothイヤホン
初めて使うBluetoothイヤホンに高額は出したくない、とにかく音が聞こえればいい、色々あると思いますが、簡単にいくつかおすすめしておきます。よりどのような種類の物があるか気になる方は、ちょっとというか大分長いですが下のリンクからどうぞ。
JPRiDE 708
AAC | ○ | 防塵防水 | IPX7 | Bluetooth | v4.1 |
apt-x | ○ | 再生時間 | 約8.5時間 |
装着した時のフィット感、サイズなどが外で使う時にちょうどいいと思います。
詳しいレビューは下のリンクからどうぞ。
JPRiDE JPA2 MK2
AAC | ○ | 防塵防水 | IPX4 | Bluetooth | v4.1 |
apt-x | ○ | 再生時間 | 約6時間 |
「JPRiDE JPA1 MK-II」の後継機です。音質は上がっていると思いますが、サイズも大きくなりました。外で使うのに抵抗があるという人もいるかもしれませんが、この価格帯でこの音質なら満足すると思います。
詳しいレビューは下のリンクからどうぞ。
SoundPEATS Q35 PRO
AAC | ○ | 防塵防水 | IPX6 | Bluetooth | v4.1 |
apt-x | ○ | 再生時間 | 約8時間 |
「SoundPEATS Q12」の高性能機です。よりそういった環境で使うのであれば選択肢に入ってくると思います。
詳しいレビューは下のリンクからどうぞ。
もっと沢山の種類がありますが、最初にどれを選んだらいいか分からないというのなら、まずはこの辺りから考えるといいんじゃないでしょうか。買って後悔した、という評判もあまり聞かない製品だと思います。
まとめ
まずはBluetoothイヤホンを使ってみよう、挑戦してみよう、という人の参考になるように書いたつもりですが、どうでしょうか?
一度使うとあまりの便利さに抜け出せなくなると思いますので、とにかく使ってみる事を強くおすすめしたいと思います。
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